日光浴によるビタミンDとメラトニンが慢性炎症を抑える
当ブログでは、慢性炎症・酸化ストレス・糖化を防ぐためのアンチエイジング・デトックス・ダイエット方法について書いていますが、今回は日光浴によるビタミンDとメラトニンが慢性炎症を抑えるということについて述べていきたいと思います
慢性炎症は老化を加速させますが、ビタミンDやホルモンの一種であるメラトニンは、慢性炎症を抑える働き・抗炎症作用や細胞の老化を防ぐ抗酸化作用をもつとされています。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促すだけではなく、炎症や免疫の調節、皮膚の健康維持などにも関わっているといいます。
また、眠りを促すホルモンとして知られている「メラトニン」には、フリーラジカルや活性酸素を消去し、老化を防ぐ強い抗酸化作用があるとされています。
ビタミンDもメラトニンも、太陽の光を浴びる日光浴によって体内で作られますので、慢性炎症を抑えるためには、1日に10~20分程度、日焼け止めを塗らず、直接肌に日光を当てることが大切になってきます。
もちろん、真夏は日差しが強すぎますので、ビタミンDもメラトニンの生成や肌の健康のためとはいえ、皮膚が焼けるほどの紫外線を長時間浴び続けることは良くありません。
そのため、季節ごとに日差しの強さを鑑みながら日光浴を行う必要がありますが、免疫力を高めて慢性炎症を抑えるためには、紫外線を理由に太陽の光をむやみやたらと避けるのではなく、適度に日光浴を行う習慣をもったほうが良いと考えられます。
また、パソコンやスマートフォンなどが発せられる「ブルーライト」を夜に浴びると、メラトニンが分泌されにくくなるので、夜遅くまでパソコンやスマートフォンの画面を見続けるのは避けた方が良いといわれています。
さらに、夜の明かりは白色のLED照明ではなく、暖かな感じがする電球色に変えてみるのも入眠のためにお勧めです。