慢性炎症・酸化ストレス・糖化を防ぐアンチエイジング・デトックス・ダイエット

慢性炎症・酸化ストレス・糖化を防ぐためのアンチエイジング・デトックス・ダイエット方法について書いています。

アンチエイジングのための運動で慢性炎症を抑えるには?

当ブログでは、慢性炎症酸化ストレス糖化を防ぐためのアンチエイジングデトックス・ダイエット方法について書いていますが、今回はアンチエイジングのための運動で慢性炎症を抑える方法について述べていきたいと思います。

 

「運動」は老化を抑えるアンチエイジングを実現させたりするのに効果的だとされています。

たとえば医学博士の根来秀行氏は、運動がアンチエイジングのためのホルモンの分泌と関わっているとして、

 

 運動は体内のホルモン分泌に少なからず影響を及ぼします。ハーバード大学などの研究によると、運動をしている人では成長ホルモンやテストステロン、デヒドロエピアンドロステロンなど、若さを保つのに重要なアンチエイジング・ホルモンの分泌が明らかに高値を示します。(根来秀行『身体革命 世界最先端のアンチエイジングの法則』p132

 

と述べています。

 

また、適度な運動を行うことはストレス解消に最適だといわれますが、運動によってストレスがなくなるということは、からだで起こっている酸化ストレスや慢性的な炎症が抑えられるということでもあるのです。

そのため軽いジョギングなどの運動を行う習慣をもつことによって日頃から爽快感を味わうにすることは、老化を促す酸化ストレスや慢性炎症を抑えるための対策にもなると考えられます。

 

軽いジョギングなどの運動で慢性炎症対策

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アンチエイジングのためには運動のしすぎに要注意

しかし息切れするような激しい運動は、活性酸素によって酸化ストレスが増してしまい、炎症の原因にもなりますので、逆効果になります。そのため、体が爽快感ではなく、ひどい疲れを感じるほどに身体を酷使する運動を行うことには注意が必要です。

このことに関して、例えば、医学博士の熊沢義雄氏は、

 

「ちょっとキツイなと感じる程度の運動ではなく、限界を感じるような激しい運動をすると、筋肉細胞から炎症性のサイトカインがどんどん分泌されてしまうために、マイナスの影響のほうがはるかに大きくなってしまうのです。」

 

と述べています(参考『慢性炎症を抑えなさい』)。

 

慢性炎症を抑えなさい

 

慢性炎症を抑えるための運動とは?

では、慢性炎症を抑えるための運動とはどのようなものが理想的なのでしょうか?

一般的に1日に30分程度、軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行うことは、炎症を抑えるのに効果的だといわれています。

また、少し体に負荷をかけるトレーニングと、ゆっくりとしたトレーニングを交互に行うサーキットトレーニングを行うことは、細胞内のミトコンドリアを増やして体内の抗酸化力を高めるのに有効だとされています。

先ほどの熊沢義雄氏も『慢性炎症を抑えなさい』のなかで、「炎症に強いからだを作るためには、少しキツイと感じる程度の運動を、無理せず、週に2~3回、習慣的に続けましょう」としています。

 

以上ここまで「アンチエイジングのための運動で慢性炎症を抑えるには?」ということについて書いてきましたが、運動はアンチエイジングの実現と慢性炎症を抑えるために必要なことです。

そのため、からだが爽快感を感じるようなゆっくりとしたジョギングなどの有酸素運動を自分なりに見つけて習慣的に続けることが大切です。

しかし、運動で老化の原因になる慢性炎症を抑えるためには、ぐったりと疲れてしまうような激しい運動のしすぎにはくれぐれも要注意なのです。

 

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