酸化ストレスを防ぐための生活習慣とは?
当ブログでは、慢性炎症・酸化ストレス・糖化を防ぐためのアンチエイジング・デトックス・ダイエット方法について書いていますが、今回は酸化ストレスを防ぐための生活習慣や酸化ストレスの対策について述べてみたいと思います。
前回、酸化ストレスとは何かについて書きましたが、活性酸素の増大による酸化ストレスは、慢性炎症や老化、生活習慣病の発症とも関係してくると思われます。
そのため、活性酸素による酸化ストレスを減らすためには、過度の運動や心理的ストレス、紫外線や電磁波を浴びすぎること、喫煙、化学物質など、広い意味で「ストレス」とされていることを避けるようにする、「ストレス対策」が必要になってくると考えられるのです。
なぜなら「酸化ストレス」という言葉が示す通り、「酸化」は「ストレス」によって引き起こされると考えられるからです。
もちろん、人間が現代社会を生き抜くためには、「ストレス」は避けては通れないものですし、適度のストレスも、自分を奮い立たせて、社会の流れに立ち向かうために、時には必要になってきます。
しかし、例えば、
など、都市型のライフスタイルに慣れ過ぎることで、知らない間に不必要なストレスを受け続けることは、「アンチエイジング」の観点からすれば、良いこととは言えないように思います。
したがって、慢性炎症や老化の原因になる「酸化ストレス」を防ぐためには、都市型のライフスタイルを見つめ直し、不必要なストレスを避けるという意味での<ストレス対策>が大切になってくると考えられるのです。
野菜や果物のポリフェノールが酸化ストレスを防ぐ
また、普段の食事に関しては、「抗酸化作用」があるとされるビタミンCや、野菜や果物に多く含まれるポリフェノール類などを多く摂取するようにすることが有効だと一般的にはいわれています。
酸化ストレスによる炎症や老化を防ぐには、野菜や果物中心の食生活を送ることが大切。
そのため、酸化ストレスによる老化を防ぐためには、カップラーメンなどの加工食品や肉・炭水化物ばかりの食事が中心になるのは出来るだけ避け、代わりに野菜や果物中心の食生活を送ることが大切になってきます。
特に新鮮で食物繊維が豊富な野菜をサラダなどから多く摂るようにすることは、血糖値の急上昇を抑え、「AGE」による体内の「糖化」を防ぐことにもつながっていきます。
また、酸化した油(不飽和脂肪酸)による過酸化脂質も、老化や慢性炎症を促す原因になるとされていますので、サラダ油をつかったフライ・揚げ物も控えめにしたほうがアンチエイジングのためには良いと考えられています。
そのほか、近年は悪玉の活性酸素である「ヒドロキシルラジカル」のみを選択的に除去する「水素分子(H₂)」が含まれた水素水などを飲用することも、活性酸素対策として話題になっていますので、より「酸化ストレス」対策としてのアンチエイジングを追求したい方は、日々の生活に「水素分子(H₂)」が含まれた水素水を取り入れてみても良いと思います。