ジャラハニーのアンチエイジング効果が慢性炎症予防に効果的なわけ
当ブログでは、慢性炎症・酸化ストレス・糖化を防ぐためのアンチエイジング・デトックス・ダイエット方法について書いていますが、今回はジャラハニーのアンチエイジング効果が慢性炎症の予防にも効果的なわけについて述べてみたいと思います。
これまでの記事では、細胞の老化を促すことで慢性炎症や酸化ストレスの原因になる「活性酸素」を減らすことが、慢性炎症を予防したり本当のアンチエイジングを実現したりすることにつながると述べてきました。
その活性酸素への対策のためには、活性酸素を除去する抗酸化物質が多く含まれている食品を摂ることがひとつの手段だとされています。
たとえば、野菜や果物に含まれているファイトケミカルやポリフェノールは、活性酸素の害から細胞を守る抗酸化作用があるといわれていますが、実はオーストラリアの蜂蜜である「ジャラハニー」にも、活性酸素を除去する抗酸化作用があるというのです。
この「ジャラハニー」とは、ユーカリの一種でオーストラリア南西部だけに自生するジャラという特殊な木の花から採れるハチミツのことで、ジャラの花の開花時期はたったの2年に1回、それも冬であるため、その蜜は大変貴重なものなのだといいます。
そして、このジャラハニーには、多くの抗酸化物質が含まれているといわれており、一部の研究によりますと、ジャラハニーに含まれる多くのビタミン群、豊富な栄養素による抗酸化作用は、「マヌカハニー」や「レザーウッドハニー」の2~3倍の数値であったといいます。
また、このジャラハニーは、ニュージーランドの有名な「マヌカハニー」と同様、強い抗菌・殺菌作用をもっているといわれています。そのため、ピロリ菌やガンジタ菌、黄色状ブドウ球菌の抑制にも効果的だとされています。
ジャラハニーは腸内環境の改善や糖質制限にもオススメ
さらに、ジャラハニーの特質としては、酪酸菌が豊富で腸内環境の改善が期待できたり、GI値が低く、血糖値を急激に上げにくいといったことも挙げられますが、このジャラハニーによって腸内環境が改善されたり、GI値の高い糖の摂り過ぎるによる糖化が防がれたりすることは、アンチエイジングや慢性炎症の予防につながってくると考えられます。
世の中には摂取するだけで病気を治したり体調を改善したりする「万能薬」のようなものは無いのかもしれませんが、スプーンでひとさじすくって舐める以外にも、皮膚の炎症が気になる部分に塗るなど、使い方次第でこのジャラハニーは万能薬に近い働きをしてくれるように思われます。